仕事の内容
図書館の中で最も利用者と資料に近い 、カウンターでの利用者対応や図書の配架処理が主な担当業務です。そのほかにも蔵書検索システムへのログイン方法や機器の操作方法など簡単な利用案内から、文献所在調査まで内容はさまざまです。なかでも私たちが大事にしているのは、直接関わるからこそわかる利用者の声です。資料の需要の把握など、利用する際に不便に感じる点を汲み上げて改善に努めています。目指しているのは、利用者の意見を柔軟に反映した、利用しやすい図書館の実現です。
働く中での気付き
職員として働くなかで改めて実感したのが「学習環境」を求めて来館する利用者の多さです。資料や書籍を蓄積するだけの場所ではなく、学習に専念できる場を提供するという図書館の役割に気付かされました。多くの図書館で整備が進められている、学習室の個室やグループ学習室、ラーニング・コモンズの重要性を再認識しました。設備を整えるとともに、資料、情報を提供する立場としても利用者の学習をサポートするため、常にスキルアップできるよう心掛けています。部署を越えて気軽に質問・相談ができる環境を活かして、これからは前例のないことにも積極的に挑戦していきたいです。
MOVE！な瞬間
一番嬉しいのは、利用者が求める図書、論文の情報を探し当て、資料を提供し、満足していただけたときです。館内の書架や契約中の電子ジャーナル・データベースで閲覧できる場合もあれば、学外の図書館から取り寄せが必要になる場合まで結果はさまざまですが、利用者の学習・研究の一端を担えていることにやりがいを感じます。まだまだ先輩方に助けていただくことも多いですが、1日でも早く1人で仕事をこなせるように、さらなる成長に向けて努力を積み重ねていきたいと思います。
